ホームセンター大手のカインズは12月22日、東急ハンズを買収すると発表した。東急ハンズの親会社である東急不動産ホールディングスから2022年3月末に全株式を買い取る。
カインズは、東急ハンズを「新たなDIY文化の共創に向けたパートナー」と位置づけ、経営基盤の強化を図る狙いだ。
この発表から一夜明けた23日午後、19万2000人のフォロワーを持つ「東急ハンズ」の公式Twitterが更新された。「近況報告」として、「お騒がせしておりますが、私は元気です。」とつづった。
この投稿は1万4000回以上もリツイートされ、「泣ける」「元気ならよかった…」など「中の人」を思いやるコメントが寄せられた。ジブリ映画『魔女の宅急便』のキャッチコピー「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」を連想した人も多かった。
「東急ハンズ」の名称、どうなる…?
一方、話題になっているのが「東急ハンズ」という名称の行方だ。
朝日新聞デジタルによると、店舗名の「東急ハンズ」は当面維持するが、東急グループから離れることを理由に将来的に変えるという。
SNS上では、「名前は残ってほしい」という声が上がる一方、「カインズハンズになるのかな…」など、親会社の「東急」を「カインズ」に変更した『カインズハンズ』を予想する声が上がっている。