ドライブスルーで注文した客が、チキンナゲットを喉に詰まらせた…。
アメリカ・ミネソタ州のマクドナルドで12月18日にあった、ある救出劇が話題になっている。
CNNが報じた救出劇はこうだ。
このマクドナルドで働く15歳のシドニー・レイリーさんが、ドライブスルーで注文した客に食べ物の一部を渡した時のこと。残りの注文の品があることを客に伝えようと窓から身を乗り出した時、その客がチキンナゲットで窒息していることに気がついたという。
シドニーさんはすぐに窓から飛び出し、911番をするようマネジャーらに頼んだ。車から客を降ろすと、11歳の時に習ったという喉に物を詰まらせた人を救助する方法「ハイムリック法」を実践。周囲に助けを求め、協力して喉から食べ物をうまく取り除くことができたという。
このシドニーさんの行動に、地元警察署も感謝を表明。「警察官が到着した時には、女性(客)の気道は確保されていた」といい、『防犯基金』からシドニーさんに100ドルを授与したと明らかにしている。