実業家の前澤友作さんが乗る宇宙船が日本時間12月8日午後4時38分に、ロケットで打ち上げられました。
日本の民間人として初めて、ISSに滞在する前澤さんについて、海外メディアが続々と報じています。
海外から見た日本の企業文化についての記述も見られます。
ワシントンポストは、「日本の大富豪とそのプロデューサーが水曜日にロケットで宇宙に飛び立ち、数時間後に国際宇宙ステーションに到着しました。これは、自費の宇宙旅行者が軌道上の基地を訪れるのは10年以上ぶりのことです」と報道。
ロイター通信は前澤さんについて「46歳のファッション界の大物でアートコレクター」と紹介。「この旅のために何ヶ月もトレーニングを重ねてきた宇宙好きの前澤氏は、プライベートジェットやセレブなガールフレンド、ツイッターのフォロワーに現金をプレゼントするなど、順応的な企業文化で知られる日本で、一躍有名になりました」と報じています。
BBCは「日本の起業家である前澤友作氏は、国際宇宙ステーション(ISS)への旅に出発し、宇宙に進出した億万長者のリストに加わりました」と報道。
「月に行きたいと願う億万長者」と見出しを立て、「彼は、一般の人々から寄せられた提案の中から選ばれた100の仕事をISSで行うと約束しました。その内容は、仲間の宇宙飛行士を紹介し、ISSでの生活の様子を視聴者に見せるといった期待されているものから、ゴルフをしたり、シャボン玉を吹いたり、紙飛行機を投げたりといった気まぐれなものまで様々です」と、前澤さんの人柄についても触れています。