アメリカの人気ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」にミスター・ビッグ役で出演するクリス・ノース氏に対し、複数の女性が性的暴行の被害を訴えている問題で、同作で主人公・キャリーを演じるサラ・ジェシカ・パーカー氏らが連名でコメントを発表。被害を告発した女性たちをサポートすると表明した。
声明は、キャリーの親友・ミランダ役を演じるシンシア・ニクソン氏、シャーロット役のクリスティン・デイヴィス氏の3人の名前が記されている。
3人が12月21日(日本時間)、それぞれのSNSで投稿した声明には、「クリス・ノースに対する(被害の)申し立てを知り、私たちは深く悲しんでいます。私たちは、苦しい経験を共有した女性たちをサポートします。声を上げることが非常に難しいことであることを知っています。私たちは彼女たちを称賛します」と書かれている。
The Hollywood Reporter誌が12月16日に報じた記事によると、リリーとゾーイという仮名の女性による主張の詳細が書かれており、それぞれ別の時期にクリス・ノース氏にレイプされたと訴えている。
ノース氏側の代理人は、ハフポストUS版の取材に対し、いずれの疑惑も否定した。
また、12月17日には、「DAILY BEAST」が3人目の告発者の記事を掲載。当時18歳だった女性が、ノース氏に性的暴行を受けたと主張した。