「対峙していく自民党の岸田首相と、今後の距離感が注目されている共産党の志位委員長と誕生日が同じことをどう感じている?」
立憲民主党の泉健太新代表は、岸田文雄首相、共産党の志位和夫委員長と同じ7月29日生まれ。12月2日の記者会見で、記者からこんな質問が飛んだ。
泉氏は、なんと答えた?
「運命的なものは感じます」
泉氏の回答は、次の通り。
「運命的なものは感じます。今日本の国政政党という、それだけでもそう数は多くない中でですね、3人が同じ誕生日というのは不思議な気もいたしますし、来年、一緒に誕生日を祝う会をもてるのかどうか、そこも一つ楽しみにしていきたいなと。まずは先輩方がそういう場を作ろうという風に思ってくださるか、そこはぜひお二人にもお伺いしてみたいなと思っています」
その上で、2020年末に新型コロナウイルスに感染して亡くなった立憲民主党の羽田雄一郎参院議員らに触れ、こう語った。
「我が党でも、本当にお世話になった羽田雄一郎参院議員も同じ誕生日であったりしてですね、(自民党で首相を務めた)橋本龍太郎さんも確か7月29日と伺っておりますので、そういった意味では、私も岸田さんだけでなく、日本のリーダーになれるようがんばるぞという決意を持たせていただきました」
この日は幹事長、代表代行、政調会長などの執行部の骨格となる人事について両院議員総会で了承され、泉氏は幹事長の西村智奈美氏、代表代行の逢坂誠二氏、政調会長の小川淳也氏とそろって会見に臨んでいた。