巨大なワニ模型との自撮りを試みた男性→実は本物、腕を噛まれ九死に一生

チパダさんは動かないワニを模型だと思い込み、頭をはたいて見せたという
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イメージ画像(事故とは関係ありません)
Nancy Bloch / 500px via Getty Images

フィリピンで、体長12フィート(約3.6メートル)もの巨大なワニに、68歳の男性が腕を噛まれて大怪我を負った。国営通信社などが伝えた。

フィリピン国営通信社(PNA)によると、怪我をしたのはネヘミアス・チパダさん(68)。誕生日を祝うため、家族とともにミンダナオ島のテーマパークを訪れていた。

チパダさんは、園内にあるワニが飼育されている池に自ら入り込み、自撮りしようとしたところ、体長12フィートもあるワニに左腕を噛まれた。

PNAによると、チパダさんは動かないワニを模型だと思い込み、頭をはたいて見せたという。現場をとらえた動画には、ワニの口から逃れ、左手から流血しながら飼育スペースの外へ逃げるチパダさんの姿が映っている。

チパダさんはその後、病院に搬送され治療を受けた。命に別状はなかったが、骨折などの大怪我だったという。

テーマパーク側は声明で、チパダさんの治療費を全額負担すると発表。同時に、チパダさんたちへの誹謗中傷は控えるよう呼びかけている。