乗車できる確率、わずか0.2%...。
東京都内を走る4万7618台のうち、たった100台しかない“特別仕様”のタクシーがTwitterなどSNS上で話題となっている。いったい、どんなタクシーなのか。
たった100台、特別なタクシーとは?
特別な1台の名は、「ディズニープラスタクシー」。
モビリティサイネージサービスの「Canvas」とタクシーアプリ「S.RIDE」が連携したプロジェクトの第1弾として打ち出されたもので、11月1日から28日まで東京都内を走行している。
外観は、実写版『美女と野獣』で俳優のエマ・ワトソンさんが演じたベルや、『トイ・ストーリー』シリーズに登場する人気キャラクターのバズ・ライトイヤー、『アベンジャーズ』シリーズのロキ(トム・ヒドルストンさん)らの姿が描かれている。
乗車すると「乗車証明書」をもらうことができる。そこには「このタクシーは、わずか100台しか走っていない特別な1台です。今日めぐりあえた0.2%の奇跡を、ここに証明します」などと記載されている。
お笑いコンビ・霜降り明星のせいやさんは11月13日、特別仕様のタクシーに乗車できたことをTwitterで報告していた。
Twitterでは「タクシー乗ったらたまたまディズニータクシーだった」などという“乗車報告”のほか、「乗ってみたい」「まだ乗れていない」「どこで出会えるの」など乗車を希望する声も多く寄せられた。
意外と知られていない事実。実は「配車」できます
たった100台のため、出会えるかどうかは「運」と「縁」と思ってしまう。
しかし、タクシーアプリ「S.RIDE」から配車ができることは、実はあまり知られていない。
自分がいる場所から5km以内であれば配車ができるため、その範囲に車両があれば乗ることができる。配車範囲は東京23区内に限られている。