清水ミチコさん「イズム継承していきたい」。瀬戸内寂聴さん訃報に生ラジオで語る

「瀬戸内寂聴さん亡くなられて、ショック。私がちゃんと…イズムは継承していきたいと思います」
Open Image Modal
朝日賞を受賞し贈呈式であいさつする作家の瀬戸内寂聴さん=東京都千代田区
時事通信者

清水ミチコ、瀬戸内寂聴さん訃報にショック 生ラジオで思い「イズム継承していきたい」

 作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが9日に死去したことが11日、寂聴さんのインスグラムで発表された(享年99)。同日放送のニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(月~金 前11:30)エンディングで、寂聴さんのものまねをしている清水ミチコが追悼コメントを寄せた。

 清水は、ともにパーソナリティーを務めるナイツとともに寂聴さんの訃報を伝えながら「瀬戸内寂聴さん亡くなられて、ショック。私がちゃんと…イズムは継承していきたいと思います」と思いを伝えた。

 寂聴さんのインスタグラムによると「作家・僧侶の瀬戸内寂聴は、2021年11月9日、永眠いたしました。享年99。先月より体調不良のため、入院、加療しておりました」と伝えた。「みなさまにおかれましても、静かに瀬戸内を見送りくださいますよう、何卒お願い申し上げます。恐縮ながら、お香典・お花はご辞退させていただきます。生前のご厚誼に感謝し、謹んでお知らせ申しあげます」とし、「誠に勝手ながら、来庵はお控えくださいますよう、どうかよろしくお願い申し上げます」と記した。

 寂聴さんは1922年、徳島県生まれ。東京女子大を卒業。1957年『女子大生・曲愛玲』で新潮同人誌賞。1961年『田村俊子』で田村俊子賞。1963年『夏の終わり』で女流文学賞を受賞。1973年に平泉中尊寺で得度、法名寂聴となる。


【関連記事】