「無敗の男」中村喜四郎氏、小選挙区で敗れる見込みとNHK報道。茨城7区で自民前職に【衆院選2021】

自民党の前職・永岡桂子氏(67)が当選確実と報じられた。
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中村喜四郎氏(2019年12月19日撮影)
時事通信社

10月31日に投開票された衆院選の茨城7区で、自民党の前職・永岡桂子氏(67)が当選確実とNHKが報じた。

茨城7区に立候補していた、立憲民主党の前職・中村喜四郎氏(72)が小選挙区で落選する見込みとなった。

中村氏は14回立候補し、落選したことがないことから「無敗の男」とも呼ばれる。自民党時代は「自民党のプリンス」と呼ばれ閣僚を歴任。ゼネコン汚職事件で議員失職後も無所属で立候補し、当選を重ねた。

2020年9月に立憲民主党に入党。今回の衆院選では、立憲民主党公認で立候補したため、公明が中村氏への推薦を見送り、自民の永岡氏に出したことなどから、各社の情勢調査で「激しい競り合い」などと報じられていた。

中村氏は、比例区でも重複立候補している。