アニメ『ドラゴンボールZ』の脚本家「ひとコマで30分を描いた話、何だったか」。 視聴者に呼びかける

小山高生さんが『ドラゴンボールZ』の制作エピソードをツイート。Twitterで予想が盛り上がりました。
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大人気アニメ『ドラゴンボールZ』(1989年4月26日~1996年1月31日放送)のシリーズ構成を務めた脚本家・小山高生さんが、自身が手がけたストーリーについて情報提供をTwitterで呼びかけている。

10月25日のツイートで、『ドラゴンボールZ』の制作エピソードを投稿。

連載中だった原作(鳥山明さん)のストーリーに、アニメの展開が追いついてしまったため、「ネームをFAXで送ってもらい、それを元にシナリオ化する始末だった」と明かした。

ある時の打ち合わせで、プロデューサーから原作のコピーを渡され「次はこのひとコマだけで一本書いてくれない」かと頼まれたとツイート

アニメが原作のストーリー展開よりも先に進むわけにはいかず、渡されたひとコマの内容だけで、約30分のアニメをつくったと説明した。

小山さんは続けて「視聴者はヤキモキするであろうが、先に進められない。勢い、回想に頼らざるを得ない」などと振り返った

その上で「ひとコマで30分(正確には21分強)を描いた話がなんの話だったか覚えていないのだ。当時の少年少女たちの中で記憶力抜群の方がいらしたら教えてほしい」と情報を求めた。

小山さんのツイートに対して、Twitterでは「悟空がギニューと対峙した時の界王拳のタメ」「フリーザ戦で悟空がスーパーサイヤ人になる前後」「悟飯とセルのかめはめ波の押し合い」などと予想が盛り上がった。