マクドナルドは11月3日から、植物由来の代替肉を使ったハンバーガー「マックプラント」をアメリカ国内の一部店舗で試験的に販売する。環境問題への意識が高まる中、温室効果ガスの排出が少ないとされる代替肉の普及が加速するか注目される。
Twitter上では「牛肉レスのハンバーガー。時代ですね」「日本上陸が楽しみ。大手がやると普及に弾みがつく」などの投稿があり、話題になっている。
マクドナルドの発表によると、パティは代替肉を扱うアメリカ新興企業ビヨンド・ミートと共同開発し、エンドウ豆やコメ、ジャガイモから作られている。そのパティをトマトやレタス、ピクルス、玉ねぎ、マヨネーズ、ケチャップ、マスタード、アメリカンチーズと一緒にゴマ付きバンズに挟んで提供される。
11月3日から期間限定で、カリフォルニア州やテキサス州など8店舗を対象に試験販売される。マクドナルドはオランダなど一部の地域で代替肉を使った商品を扱っているが、本場のアメリカでは初めてとなる。
アメリカでは、ライバルのバーガーキングが2019年から代替肉バーガーを販売しており、マクドナルドが今後、本格的に商品展開するかどうか注目だ。