エマ・ワトソンの「再利用ドレス」がこれだ。慈善団体に寄付された古着が素敵に生まれ変わった【画像集】

環境問題に関する発信を続けるエマ・ワトソンは、ファッションでもその思いを示します。
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「アースショット賞」にプレゼンターとして登場したエマ・ワトソン(2021年10月17日撮影)
Max Mumby/Indigo via Getty Images

『ハリー・ポッター』のハーマイオニー役で知られる俳優のエマ・ワトソンが着用したドレスに注目が集まっている。

ワトソンは10月17日、地球環境問題への取り組みを表彰するためにイギリス王室のウィリアム王子が創設した「アースショット賞」のロンドンで行われた授賞式にプレゼンターとして登場。

イブニング・スタンダードによると、来場者は服装を選ぶ際に、環境に配慮したものにするよう促された。

エマは、現在90カ国以上で貧困をなくすために活動する慈善団体オックスファムに寄付された10枚の古いウエディングドレスを再利用した衣装を着用し、「レッドカーペット」ならぬ「グリーンカーペット」に登場。

背中の空いたアシメントリーのデザインで、黒のフレアパンツとシューズをあわせている。

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Samir Hussein via Getty Images
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Dominic Lipinski - PA Images via Getty Images

デザイナーを務めたハリス・リードは、自身のインスタグラムにワトソンの写真を投稿し、ワトソンとのコラボを「この上なく名誉なこと」だと喜びをあらわにした。

ワトソンがレッドカーペットに戻ってくるのはおよそ2年ぶりで、久しぶりに公の場に姿を現した。

これまでも環境に配慮したファッションを取り入れてきたワトソンは、2016年のメットガラでは、ペットボトルをリサイクルした生地で作られたカルバン・クラインのモノトーンドレスで登場した。2020年には、グッチやサンローランなどの高級ブランドを展開するケリング社の役員に就任。同社のサステナビリティ委員会の会長も務めており、環境問題に関心を持って発信を続けてきた。

また、インスタグラムも久々に更新。「国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)」が10月31日にイギリス・グラスゴーで開幕することにふれ、「COP26まであと14日。さあ行こう!」とコメントしている。