岸田内閣の発足を受け、日本自動車工業会の豊田章男会長(トヨタ自動車社長)がコメントを発表。「岸田新総理のリーダーシップのもと、国民のひとりひとりが『今日より明日はきっと良くなる』と信じられる日本へ導いていただくことを期待する」と述べた。
豊田氏は、日本が2050年のカーボンニュートラルの実現やデジタル化の一層の推進など重要課題に直面しているとの認識を示し、自動車産業として「関連産業を含めた多くの雇用を守りながら、コロナからの復興、カーボンニュートラルの実現など、日本の未来のために必死に努力をしていく」と決意を述べた。
日本のリーダーについて、豊田氏は自民党総裁選期間中の9月18日にも、レーシングスーツ姿で「真面目に働いている国民が『今日より明日はきっと良くなる』。そう思える国にしてください。それに尽きると思っている」と述べるなど話題になっていた。