自民党総裁選に立候補の意向と報じられている河野太郎規制改革担当相が9月7日の定例会見で、自身のTwitterアカウントで行っている他のアカウントに対するブロック行為について、「ブロック機能を使うことに問題はない」と見解を示した。
Twitterでは7日未明から「#河野さんにブロックされています」というハッシュタグがトレンド入りしており、河野氏からブロックされているとする報告が続出した。ブロックしたアカウントのツイートは自身のタイムラインに表示されなくなるため、自身への批判や国民の声に耳を傾けない行為では、などの指摘が相次いでいる。
会見では、ブロックを行う理由と、批判的な声に耳を傾けないという指摘への見解について、記者が質問した。
河野氏は、「通りすがりに見知らぬ人を罵倒するということはやらないと思うが、SNS上ではそういうことがかなり頻繁に起きている」などと主張。ブロック機能を使うことについて「問題はないと思っております」と見解を示した上で、「ブロックされてもツイートを見ることは普通にできる」とも述べた。
さらに、「Twitter上の普通の会話をリアルのように一定の礼節を持ってやっていただければいいのかと思っております」とも語った。
一方で、河野氏からブロックされた旨を書き込むユーザーの投稿には、河野氏と一切やりとりをしたことがないのにブロックされた、とするものもあった。