「誰も取り残さないように」というリーダーの思いが素敵…!
坂からずるずる滑ってしまう赤ちゃんゾウを助ける、あるメスのリーダーの映像が話題を呼んでいます。
映像を投稿したのは、野生動物の情報や動画を配信する「Latest Sightings」。
動画には、ゾウの群れが勾配の急な坂道を一歩ずつ登る様子が写っています。
群れで最も小さな赤ちゃんゾウは、必死に登ろうとしますがなかなか進むことができません。
四苦八苦している赤ちゃんゾウのもとに、群れのメスリーダーのゾウがやってきて、お尻をそっと押して助けてくれました。赤ちゃんは無事、頂上までたどり着きます。
この瞬間をビデオに収めた野生動物の映像作家、キム・ウルフター氏は、「ゾウは思いやりがあり、互いに助け合うことができます。群れのメスリーダーが助けに来て、誰も取り残さないようにしたのです!」と当時の様子をつづっています。
まるで「ああ、赤ちゃんはかわいいし、私はいいことをしたんだ」と言わんばかりに、このメスのリーダーがカメラに向かって一瞬キメ顔をしたように見えたのは私たちだけでしょうか?
For Elephantsによると、群れでリーダー役のメスのゾウは「他のゾウを導くための自信と知恵、そして強いコネクションを持っている必要がある」そうです。
(この記事は、ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました)