ラッパーのZeebraさんが8月30日、自身のTwitterを更新し、29日に愛知県で開催されたヒップホップの野外フェス「NAMIMONOGATARI2021」に出演したことについて謝罪した。イベントをめぐっては、ソーシャルディスタンスの確保や歓声禁止などのルールが守られず、観客が“密”の状態になっている動画がSNS上で拡散され、批判が相次いでいる。

「NAMIMONOGATARI2021（波物語）」は、29日に愛知県常滑市の「アイチ・スカイ・エキスポ」で実施された野外フェスティバルで、多くの人気ヒップホップアーティストが出演していた。

イベントに出演したZeebraさんは、「県のルールに則ってると聞いていたので出演しましたが、開けてみたら危険な状況でした」とツイート。「会場に向かう最中SNSで会場の写真を見て、すぐにスタッフに連絡をし、司会からマスクの着用を徹底させる様に伝えました」と説明した。

その上で、「自分の事務所スタッフは消毒液を配布しながら会場を回り、自分のステージでも注意を促しましたが、そもそも出演すべきでは無かったという意見もごもっともだと思います」ともコメント。

「国民の皆さんに多大なご心配とご迷惑をお掛けした事、ヒップホップシーンを牽引する立場として責任を感じてます。誠に申し訳ありませんでした」と謝罪した。