東京パラリンピックが8月24日に開幕する。
オリンピックと同様に1年の延期を経て開かれる今大会。開会式の放送時間やコンセプト、初採用の競技など注目点を整理する。
パラリンピック、全部で何競技?初めて採用される「2つ」の競技は?
そもそもパラリンピックとは障がいのあるトップアスリートが出場するスポーツの祭典。4年に1度、オリンピックの終了後に同じ都市などで開かれている。
東京パラリンピックの大会期間は、開会式が行われる8月24日から閉会式が開かれる9月5日まで。全22競技539種目が行われる。このうち、バドミントンとテコンドーは東京パラリンピックで初めて採用される競技だ。
東京は1964年にもパラリンピックを開催していて、2021年の今大会の開催をもって、初めてパラリンピックを2回開催した都市となる。
注目の開会式、放送時間とコンセプトは?
東京パラリンピックの開会式は24日午後8時から始まる。放送時間は、以下の通りだ。
【東京パラリンピック開会式・中継】
NHK 総合
午後7時58分から午後9時、午後9時半から午後11時(※途中、メインチャンネルでは午後9時から30分間は「ニュースウォッチ9」を放送。サブチャンネルにて放送を継続)
NHK Eテレ
午後7時58分から午後11時(中断なし・手話付きの生放送)
開会式のコンセプトは、「WE HAVE WINGS」。たとえ逆風でも勇気を出して翼を広げることで、思わぬ場所に到達できるというメッセージが込められている。
組織委員会によると、開会式と閉会式は一般からの出演者を募集。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、当初から出演者を減らし161人が参加する予定となっている。
このうち、開会式では75人がそれぞれの個性や特技を生かしたパフォーマンスなどを披露するという。