日本のサンドイッチに「放射性」と受け取られかねない投稿。米紙編集者、批判相次ぎツイート削除し謝罪

たまごの派手な黄色を指したとも読み取れるが、意図は不明。「意図しない意味を含んだ、誤った言葉のチョイスでした」と釈明している。

アメリカ・ニューヨークタイムズの編集者がSNSで、日本で売られているコンビニのサンドイッチについて「放射性」とも受け取られかねない投稿をしたとして、批判が相次いだ。

この編集者はツイートを削除し謝罪。所属するニューヨークタイムズはコメントの要請に応じなかった。

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バルバッサ氏の投稿(スクリーンショット)
Twitterより

■意図は不明のまま

このツイートをしたのはニューヨークタイムズの編集者、ジュリアナ・バルバッサ氏。同紙のタリク・パンジャ記者が東京五輪の取材のため来日し、コンビニで発見したたまごのサンドイッチについて「新たな美食体験だ」と絶賛したツイートにリプライ(返信)する形で、「it looks slightly radioactive!」と投稿した。

この「radioactive」は、たまごの派手な黄色を指した可能性もある。しかし単語自体には「放射性の」という意味もあり「日本の人を傷つける表現だ」などの批判が相次いだ。

バルバッサ氏は8月4日までにツイートを削除。その上で「意図しない意味を含んだ、誤った言葉のチョイスでした」と釈明した。

ハフポスト日本版はニューヨークタイムズに見解を尋ねたが、バルバッサ氏がツイートを削除し釈明したことを指摘するのみで、具体的なコメントは避けた。