子どもたちの素朴な疑問に、動物や天文、ロボットなど様々な分野の専門家が答えてくれるNHKの人気ラジオ番組「子ども科学電話相談」。毎年夏休みに集中的に放送される「夏休み子ども科学電話相談」が、東京オリンピックの放送などを理由に2021年は放送されないことが公式サイトで発表された。ネット上では、「楽しみにしていたのに」「大ショック」など落胆の声が広がっている。
番組の公式サイトには、「本年は、東京オリンピック2020大会の放送などのため、夏休み子ども科学(電話)相談はありません」と掲載されている。ただ、質問は番組のホームページから24時間受け付けているという。
「放送なし」の知らせに、SNS上では番組のファンから「大ショックなんだけど。。。毎夏楽しみにしていたのに」「夏休み子ども科学電話相談のない夏なんて…嘘だ…」「夏を乗り切れない」など惜しむ声が上がっている。
「子ども科学電話相談」は、もともと夏休みや冬休み期間中のみの放送だったが、2019年からレギュラー放送になった。NHKラジオ第一で、毎週日曜の午前10時5分から2時間放送。レギュラー放送になってからも、夏季休暇期間には「夏休み子ども科学電話相談」を集中的に放送していた。
「恐竜の耳はどこにあるの?」「人間は、死んだ後にどこにいくの?」「どうして妹は特別にかわいいの?」...。
子どもたちからの素朴な疑問や質問に、学者や研究者らが丁寧に答えてくれ、大人のファンも多い。
次回は、8月8日(日)午前10時5分から放送予定。