選手村に「反セックスベッド」のデマ拡散。体操選手がフェイクと証明した方法とは?【動画】

オリンピック公式Twitterも「作り話の正体を暴いてくれてありがとう」と感謝の投稿をしている。

東京オリンピックに出場する予定の体操アイルランド代表選手が、選手村の「段ボール製ベッド」に関するデマを打ち破った。

これにはオリンピック公式Twitterも「作り話の正体を暴いてくれてありがとう」と感謝の投稿をしている。

■ジャンプで証明

東京2020大会の選手村には、大会後の再生利用に配慮した段ボール製ベッドが導入されている。しかし、陸上アメリカ代表のポール・チェリモ選手が「ダンボール製なのは選手同士に親密な接触をさせないためだ。スポーツを超えた状況を避けるため、一人分の重量に耐えられる」などとツイートしたこともあり、「反セックスベッド」などと拡散された。

しかし事実はこれと異なる。組織委員会の発表によると、ベッドは耐久性の高いダンボールで作られ、耐荷重はおよそ200キロ。大会後は古紙回収され、紙製品としてリサイクルされる。

これを証明したのが、体操アイルランド代表のリース・マクレナガン選手だ。選手村内のベッドの上に立ち、激しく6回ジャンプ。ベッドはビクともせず、マクレナガン選手は「フェイクニュースだ」と断じた。

これにはオリンピックの公式アカウントも反応。「作り話の正体を暴いてくれてありがとう」と感謝していた。