東京ディズニーランド・シーで新しく発売されたグッズのカチューシャが、フリマアプリのメルカリで早くも転売されている。
7月15日にはTwitterで「アリエルのカチューシャ」が日本のトレンドとなった。
以前から問題となっているディズニーのカチューシャの転売。運営するオリエンタルランドはどのように受け止めているのか。広報担当者に話を聞いた。
転売されている「カチューシャ」とは?
現在メルカリで転売されているのは、7月15日から発売が始まったカチューシャ。人気アニメーション『リトルマーメイド』に登場するキャラクターのアリエルとフランダーをモチーフにした2種類で、価格は共に税込1800円だ。
ところが、メルカリのサイトでは、編集部が確認したところ1つ2500円前後で転売されているものや、3つセットで1万円で転売されているものもあった。
広報担当者の話によると、この2つのカチューシャは、人気キャラクターの投票企画がきっかけで商品化に至ったものだという。
メルカリに転売されている事実は「把握しております」としながらも、「あくまでも個人間の売買となりますので、どうしても転売を止めることが出来ず、その点については苦慮しております」とコメントした。
現在、東京ディズニーリゾートではコロナ禍で1日あたりの入園者数を制限しているため、パークに来園してグッズを購入することが出来ない人もいる。
その点について担当者は「現在はグッズをディズニーリゾートの公式アプリ上で販売しています」とした。
カチューシャは園内で身に付けて楽しむ人が多く、人気グッズの定番となっている。過去には1800円で販売された商品が6500円で転売されるケースもあった。