ビリー・アイリッシュ、アジア人の蔑称話す過去の映像を謝罪。「恥ずかしく、吐き気がする」

「当時の私の無知や年齢に関係なく、人を傷つけてしまった事実に言い逃れはできません。そしてそのことを申し訳なく思っています」
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ビリー・アイリッシュ
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ビリー・アイリッシュは、人種差別的な言葉を口にした過去の動画が拡散したことを受け、自身のインスタグラムで謝罪した。

アイリッシュは現地時間の6月21日、インスタグラムに長文のコメントを投稿。ネット上で波紋が広がっている映像に映っているのは、過去の自分だと認めた上で、「人を傷つけてしまった事実に言い逃れはできません」と反省をつづった。

 

どんな映像だった?

6月初め、過去のアイリッシュに関するビデオがTikTokに投稿された。このビデオは編集されており、ラッパーのタイラー・ザ・クリエイターが2011年に発表した曲「Fish」の歌詞に出てくる、アジア人に対する蔑称をアイリッシュが口にするカットが映っていた。

さらに動画では、「アジア系をばかにしている」という字幕とともに、アイリッシュが不自然なアクセントで話す様子も映されていた。

 

 「愕然とし、恥ずかしい」

アイリッシュはインスタグラムに投稿したコメントの中で、動画に映っているのは13歳か14歳の頃の自身であると明かした。当時は、蔑称であることを知らなかったという。

「自分があの言葉を口にしたことに愕然とし、恥ずかしく吐き気がします。私の周りでは家族の誰もこの言葉を使ったことがなかったので、その言葉を耳にしたのはこの曲だけでした」

「当時の私の無知や年齢に関係なく、人を傷つけてしまった事実に言い逃れはできません。そしてそのことを申し訳なく思っています」

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ビリー・アイリッシュの謝罪の投稿
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不自然なアクセントで「なまり」をまねしているような映像は、子どもの頃からしているふざけた意味のない話し方だと説明した。

「全く意味はなくふざけてやっているだけで、誰かの言語やアクセント、文化をまねしているわけでは決してありません」と述べた。

アイリッシュは、不快感を与えるつもりはないとした上で、傷つけてしまうと思うと「本当に心が痛む」としている。

コメントの最後に、アイリッシュは次のようにつづった。

「私は自分の立場を信じているだけでなく、自分の立場を使って、違いを受け入れること、優しさ、寛容さ、公平や平等を求めて闘うために常に努力してきました。私たちは会話を続け、耳を傾け、学ぶ必要があります。私はあなたの声を聞き、あなたを愛しています。時間を割いて読んでいただきありがとうございました」

(この記事は、ハフポストUK版の記事を翻訳・編集しました)