大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手は日本時間の6月21日、本拠地アナハイムでのデトロイト・タイガース戦に「2番・DH」で先発出場し、第3打席に3試合連続となる23号ホームランを放った。
これでリーグの本塁打数ランキングでトップに並び、これまで22本だった自身のシーズン最多ホームラン数を更新した。
「直近6試合で6本」という驚異的なペースでのホームランの量産に野球ファンは興奮。現地メディアも驚きを持って伝えている。
大谷選手の6日間、振り返ると凄すぎる
改めて直近の6試合を振り返ると、大谷選手の凄さが分かる。
まず日本時間16日に18号を打ったことを皮切りに、翌17日には19号を放った。
そして18日の試合には「2番・投手」として先発出場し、6回を投げ1失点で「勝利投手」になっている。
さらにその翌日の19日、試合前にはMLBオールスターゲームの名物「ホームランダービー」への出場を表明。
するとその直後の試合で20号・21号の1試合2本のホームランを放ち、ネット上のファンからは「ホームランダービーの予行練習してる?」などと声が寄せられ話題になった。
しかし、活躍はそこで終わらなかった。
20日に22号を放つと、21日には23号を放ち本塁打数ランキングのトップにたちまち並んだ。
23号のホームランに対し、ファンからはネット上で「大谷さんついに覚醒した」「覚醒しすぎ」「もう大谷がホームラン打って驚いてない自分がいるけど、感覚おかしいよね」「漫画でもさすがにこんな描かれ方ないだろ」などと驚く声があがっている。
「朝起きたら大谷ホームラン打ってた」などと、大谷選手のニュースに朝起きて驚いたという報告も多数寄せられていた。
エンゼルスも“お手上げ状態”。現地の放送局もただ驚くばかり
所属チーム・エンゼルスも、最近の大谷の活躍には“お手上げ状態”だ。
23号ホームランの直後にはTwitterで「Do you guys ever think about how we all get to watch Shohei Ohtani play baseball?(大谷翔平が野球をする姿を私たちはどのように見れば良いのか、皆はこれまで考えたことがあるか?)」と“投打の二刀流”で、かつホームランを量産する大谷選手を称賛していた。
この試合の中継を担当していた放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」もTwitterで、大谷選手のホームランの映像を投稿。「HOW?!」などと言葉を添えて驚きを持って伝えた。
大谷選手の次戦は、日本時間23日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に出場予定だ。