夏か近づく中、注意を払わなければならないのが、熱中症です。
厚生労働省は、「熱中症予備軍の隠れ脱水症の見つけ方」として、簡単にセルフチェックする2つの方法を紹介しています。
6月にあるTwitterユーザーが紹介したところ、「知らなかった。良い知識をありがとう」「こんなに簡単に分かるなんて便利」などと反響を呼んでいます。
▼爪を押してセルフチェック
1つ目は、爪を押してセルフチェックする方法です。手順はたった2つで、簡単にできます。
(1)手の親指の爪を逆の指でつまみます。
(2)つまんだ指を離した時、白かった爪の色がピンクに戻るのに3秒以上かかれば、脱水症状を起こしている可能性があります。
▼尿の色を見てセルフチェック
2つ目は、尿の色を確認してセルフチェックする方法です。
厚労省が公開しているチャートには、色とあわせて具体的な対策方法も記載されています。
(1)いい感じです。普段通りに水分を取りましょう。
(2)問題はありませんが少し給水してもいいかもしれません。コップ1杯でいいので水分を取りましょう。
(3)1時間以内に約250ミリリットルの水分を取りましょう。屋外、あるいは発汗していれば500ミリリットルの水分を取りましょう。
(4)今すぐ250ミリリットルの水分を取りましょう。屋外、あるいは発汗していれば500ミリリットルの水分を取りましょう。
(5)今すぐ1000ミリリットルの水分を取りましょう。この色より濃い、あるいは赤/茶色が混じっている時は脱水症状以外の問題が考えられます。すぐ病院に行きましょう。
熱中症予防のために
厚生労働省は、熱中症予防のために、暑さを避け、こまめに水分を補給するよう呼びかけています。
コロナ禍では、マスク着用によりリスクも上昇すると言われています。
本格的な猛暑がやってくる前に、あらためてチェックし、熱中症予防を万全にしておきましょう。