「ダダダン、ダダダダダダン...」
松江フォーゲルパーク(島根県松江市)のハシビロコウ、フドウくん(オス)の「クラッタリング」と呼ばれるコミュニケーションが「予想以上に銃撃戦だ」などと大きな反響を生んでいる。
松江フォーゲルパークによると、フドウくんは2019年7月から展示されていて、園内では唯一のハシビロコウ。5月29日に投稿された動画では、飼育員を見つけると、くちばしを打ち鳴らして音を出す「クラッタリング」を披露した。
この特徴的な音に対し、ツイートで紹介されているように「予想以上に銃撃戦だ」「撃たれた!」などと反響が広がっている。
「クラッタリング」は求愛や威嚇など、コミュケーションのために使用される。園の担当者によると「クラッタリング自体は珍しいわけではありませんが、音は時と場所によって異なります。今回は特に銃撃のように聞こえました」という。
またクラッタリングを披露した理由については「飼育員に懐いているので、挨拶や喜びを表現したのではないでしょうか」ということだ。
投稿はこれまでに1万5000回以上リツイートされている。担当者は「たくさんの人に見ていただきたいと思い投稿しましたが、期待以上の反響です」と話す。
松江フォーゲルパークは、検温や消毒などの感染対策をした上で、通常通り開園している。