プロ野球・ロッテの佐々木朗希投手が5月27日、プロ初勝利を目指し阪神甲子園球場で行われる阪神戦に先発登板する。
高校時代には立てなかった“聖地”・甲子園のマウンド。投げる姿に注目が集まっているが、ファンがもう1つ注目するのが佐々木投手の「プロ初打席」だ。
聖地・甲子園に初登場。ファンの期待は“バット”にも
公式戦2度目の登板は、セ・パ交流戦での阪神戦となった。
この交流戦、パ・リーグの主催試合ではDH(指名打者)制があるため、基本的には投手が打席に立つことはない。
一方、セ・リーグ主催試合ではDH制がないため投手が打席に立つことから、佐々木投手が登板すれば、「プロ初打席」が見られることになるというわけだ。
佐々木投手は5月16日にZOZOマリンスタジアムで行われた西武戦でプロ初登板。5回を4失点で勝ち負けはつかなかった。
Twitterでは「甲子園で初勝利が見たい」「高校時代投げられなかった甲子園で初勝利だったら、まさにドラマ」という声があがった一方、「投げる姿よりも打席での姿がレアだよね」「貴重すぎる佐々木くんの打席姿みたい」「ヒットが見たい」など、“打者・佐々木”に期待する声もある。
佐々木投手は岩手・大船渡高校3年生の時、夏の全国高校野球岩手大会の決勝で敗れ、高校3年間で春夏を通じて全国大会の出場経験がなかった。今回初めて甲子園のマウンドに立つことになる。
甲子園でプロ初勝利、そして初安打を放てるか。千葉ロッテの公式Twitterは、佐々木投手は高校通算12本塁打を放ったと説明している。