2020年12月にトランスジェンダーであることを明らかにした俳優のエリオット・ペイジ。
乳房切除後の写真をインスタグラムに公開し、「初めてのトランクス型水着」とコメント。水際に立ち笑顔を見せるペイジの写真には、「#transjoy(トランスの喜び)」「#transisbeautiful(トランスは美しい)」のハッシュタグがつけられている。
映画『JUNO/ジュノ』や、Netflixの人気シリーズ『アンブレラ・アカデミー』などに出演している俳優のペイジ。3月にTIMEの表紙を飾った時には、インタビューで乳房切除術を受けたことを明かし、術後は「人生が変わっただけでなく、命を救われた」と感じていると話した。
また、4月にはアメリカの有名司会者オプラ・ウィンフリーとのインタビューに答えた。トランスジェンダーの人たちの医療へのアクセスがいかに重要であるかを伝えるために、手術について公の場で語ることを決めたという。
「今、トランスジェンダーの人たちが医療を受ける権利に対する攻撃が強まっている。トランスジェンダーの人たちが医療にアクセスできる機会が不足していて、中には、病院に行きたくないという人もいます」
また、ペイジは、術後「最も嬉しかった」ことについて、こう話した。
「シャワーから出て、腰にタオルを巻き、鏡で自分を見ると、『これが自分だ』と思いました。パニックになることがありませんでした」
「自分の胸に触れて、自分の身体が心地よく感じることができるようになった。それは、おそらく生まれて初めてのことです」
この記事はハフポストUS版を翻訳・編集しています。