アメリカ・バージニア州のウェイヤーズ・ケーブで、「デューク」という名の体重30キロ以上の大型犬ラブラドール・レトリーバーが、突風に巻き込まれ、空を飛ぶ映像が撮影されました。
デュークは風に持ち上げられ、宙を回転。その後、地面に打ち捨てられました。幸いなことに無傷だったといいます。
「いったい何が起こったのでしょうか? デュークは少し驚いたようで、周りを見回していましたが、その後すぐに子どもたちと遊ぶことを再開しました」
飼い主のブルターニュ・ワンプラーさんは、地元テレビ局WHSVの取材に対し、そう語りました。
デュークが突風に襲われていた時、ワンプラーさんは仕事の最中だったといいます。3人の子どもたちから信じられない出来事が起こったと報告され、彼女はカメラ映像を探しました。その映像は、隣人のドアベルのカメラで撮影されたといいます。
ワンプラーさんはThe Dodoの取材に対し、デュークの新たな「ニックネーム」についても明かしています。
「デュークは、私たち家族から「デューク・ザ・フライング・ドッグ」と呼ばれています。子どもたちは、彼にマントを買おうと冗談を言っています。しかし、願わくは彼が二度と空を飛んでほしくはありません」
国立気象局は、デュークを襲った突風は塵旋風(じんせんぷう)である可能性が高いと指摘しています。塵旋風とは、ほこりや粉塵が激しく舞い上がることで発生し、「旋風」とも呼ばれています。晴天で強風の乾燥した日中によく発生すると言われています。
この記事はハフポストUS版を翻訳・編集しました。