今日5月16日(日)11時、気象台は近畿地方、東海地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。
近畿では平年より21日も早く、統計史上最も早い梅雨入り。東海も平年より21日早く、こちらは統計史上2番目に早い梅雨入りとなります。
昨日発表された九州北部、中国、四国に続き、平年より大幅に早い梅雨入りとなりました。
近畿は10年ぶりに最も早い記録を更新
近畿では、これまでで最も早く梅雨入りしたのは1956年と2011年の5月22日ごろ。今年はそれよりも6日ほど早い梅雨入りとなり、最も早い梅雨入りの記録を更新。
東海では、これまでで最も早く梅雨入りしたのは1963年の5月4日ごろでした。次に早く梅雨入りしたのは1956年と2011年の5月22日ごろなので、統計史上2番目に早い梅雨入りとなります。
▼気象庁の発表
近畿地方の梅雨入り
平年より21日早く、昨年より25日早い
東海地方の梅雨入り
平年より21日早く、昨年より25日早い
・梅雨入りには平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。
・春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討の結果、期日が見直しされる場合があります。
この先の天気予報
近畿や東海ではこの先も梅雨前線が停滞しやすく、湿った空気の影響を受けるため、曇りや雨の日が多くなるとみられます。
特に週明けにかけては低気圧や前線の通過が予想されています。まだ5月だからといって油断せず、本格的な雨の季節への対策を早めに進めるようにしてください。
関東などでも梅雨のはしり
関東などそのほかのエリアでも、週末以降は曇りや雨の日が多く、梅雨のはしりのような天気が続きます。平年の梅雨入りは6月上旬から中旬ですが、湿った空気の影響を受けやすくなるこれからの時期は、梅雨入り前であっても大雨となる可能性があります。日々の天気予報をお役立てください。
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿) 必撮仕事人📸 さん
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