GWにオススメ。まだ間に合う、今期のおもしろいドラマを独断で選んでみた

『大豆田とわ子と三人の元夫』、『コントが始まる』、『今ここにある危機とぼくの好感度について』、『ドラゴン桜』、『イチケイのカラス』...。面白いドラマがたくさん放送中です。
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松たか子さん、菅田将暉さん、松坂桃李さん
時事通信社

2021年のゴールデンウィーク。今年は4都府県で緊急事態宣言が発令され、百貨店や映画館などで休業が相次ぐことから、「おうち需要」が高まることが予想されます。

家で過ごす時間を少しでも楽しく過ごせるように...。今「激推し!」したい、放送中のおすすめドラマを選んでみました。

4月スタートなので、多くのドラマがまだ3〜4話の前半戦。TVerなどで最新話も視聴できるため、今からの「追っかけ」でも、まだまだ間に合います。簡単なあらすじとともに、ご紹介します。

 

別れた後も歩んでいく。『大豆田とわ子と三人の元夫』

松たか子さん、岡田将生さん、東京03の角田晃広さん、松田龍平さんらが出演するロマンティックコメディ大豆田とわ子と三人の元夫

カンテレ、フジテレビ系列で火曜夜9時から放送されています。 松さん演じる主人公の大豆田とわ子と、離婚した元夫である3人の交流をユーモラスに描いた作品です。

とわ子を含め、登場人物それぞれに「クセ」があって、個性豊か。とわ子を忘れられない3人と、その元夫たちに振り回されるとわ子が奮闘しながらも「離婚した後の人生」を前向きに歩んでいく姿が、とても愛おしく感じます。

4月30日時点で3話まで放送済みです。

『カルテット』『最高の離婚』などを手がけた脚本家・坂元裕二さんの完全オリジナル脚本。坂元さんが得意とする、軽妙で心に残る会話劇も見ものです。

 

伏線回収や、キャストの演技に泣かされる。『コントが始まる』

毎週土曜10時から日本テレビ系で放送中のコントが始まる

菅田将暉さん主演で、有村架純さん、神木隆之介さん、仲野太賀さん、古川琴音さんという人気若手俳優らが結集しています。

菅田さん、神木さん、仲野さん3人は高校時代の同級生で、お笑いトリオ「マクベス」のメンバー。オーディションを受けるもなかなか目が出ず、結成10年で解散を決意する、というところから物語が始まりました。

注目してほしいのが、作中の優れた伏線回収。冒頭は「マクベス」のコントシーンから始まるのですが、そのコントの内容が実際の物語に繋がっている、という構成になっています。

「青春ドラマ」と銘打っているだけあり、泣かされる場面も多数。キャストの熱のこもった演技も、Twitterなどで反響を呼んでいます。

5月1日(土)に3話放送なので、今から追っかけ視聴でも十分間に合います。

 

何も言わない元アナウンサー。社会風刺ドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』

4月24日に第1話が放送されたばかりのNHKドラマ今ここにある危機とぼくの好感度についてもおすすめです。放送は土曜9時から。

社会風刺的な作品で、松坂桃李さん演じる主人公の真は、当たり障りのない発言をすることを心がけてきた元「イケメンアナウンサー」という役どころ。

中身のない発言をしてその場をしのぐ...主人公のこんな姿に、SNS上では政治家の姿を重ねる声も上がりました。

真は有名大の広報マンに転職しますが、大学での不祥事や論文不正、隠蔽行為のほか、非正規研究者の現状など、現代社会の問題も映し出されます。

朝ドラの『カーネーション』を手がけた渡辺あやさんのオリジナル脚本で、注目を集めています。

 

半沢直樹みたいだと話題に。『ドラゴン桜』

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ドラゴン桜(2021)
(C)TBS

TBS系列の日曜劇場ドラゴン桜(夜9時〜)。

2005年に放送され大ヒットした『ドラゴン桜』の最新作で、15年後を舞台にしています。元暴走族の弁護士である阿部寛さん、その教え子である長澤まさみさんが、偏差値32で経営破綻寸前の龍海学園に東大進学を目指す特別クラスを設立し、再建に挑んでいくというストーリー。

4月25日に第1話が放送され、個人視聴率8.8%の好スタートを切りました。

SNS上では、緊迫感のある演出などでTBSの大ヒットドラマ『半沢直樹」を思い起こした人が多かったようです。『ドラゴン桜』の演出は、『半沢直樹』を手がけた福澤克雄さんが担当。同作に出演していた及川光博さん、江口のりこさん、木場勝己さんらも登場しています。

第1話には2005年の前作に出演していた紗栄子さんがサプライズ出演し、注目を集めました。

 

刑事裁判官にスポットを当てた珍しいドラマ 

竹野内豊さん主演のドラマイチケイのカラス(フジテレビ系)月曜夜9時から放送されています。4月30日時点で4話まで放送されていますが、1話完結型なので、途中から視聴でも十分楽しめます。

弁護士や検察官を主人公としたドラマは数多く放送されてきましたが、今回スポットが当てられたのは、事件の判決を下す「刑事裁判官」。

自らの足を運び現場検証を行い、事件の真相を掴もうとする異端な刑事裁判官を竹野内さんが演じています。

原作は浅見理都さんの漫画『イチケイのカラス』。あまり馴染みのない、“堅苦しい”イメージがある裁判ものの作品ですが、コメディ要素もあり、ストーリーもわかりやすく進んでいきます。

 

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他にも、たくさん注目のドラマが放送されていますが...厳選してご紹介しました。ゴールデンウィークの過ごし方の一つとして、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。