4月16日~18日は月と火星が大接近。月に赤い火星が寄り添う様子を楽しめる

チャンスがある日に、双眼鏡で空を見上げてみてください。

今日16日(金)~18日(日)は月と火星が大接近します。双眼鏡で見ると、欠けた月の上に赤い火星が寄り添う様子を楽しむことができます。期間中、雨が降るところもあるため、最新の天気を確認してチャンスがある日に空を見上げてみてください。

 

いつ・どこに見える?

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4月16日(金)~18日(日) 20時頃 西の空(東京)
朝日新聞社

4月は日の入り後に西の空を見上げると、火星の姿を見ることができます。周囲にはオリオン座やぎょしゃ座の1等星が輝き、火星はこれらの星より少し暗い1.5等の明るさで輝きます。赤色の輝きを探して、西の空を見上げてみてください。

17日(土)には、この火星と月が大接近!火星と月の角距離(天球上での見かけの距離で角度で表します)は1度を切ります。双眼鏡では同じ視野内で、月の上に赤い火星が寄り添う様子を楽しむことができそうです。

 

気になる天気は?

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4月16日(金)~18日(日)の天気
朝日新聞社

16日(金)の夕方以降は全国的に雲が広がります。雲の隙間から見られるチャンスがあるのは、北海道の一部に限られそうです。

17日(土)は低気圧や前線の影響で広範囲で雨が降ります。ただ、西日本では夕方には天気回復に向かう予想です。天気が回復したところでは、日の入り後に西の空を見上げてみてください。月と赤色に輝く火星が寄り添う姿が見られます。

18日(日)は西日本では穏やかな天気となり、観測チャンスがあります。関東や東海でも、夕方には天気が回復している見込みです。ただ、北日本では引き続き曇りや雨のスッキリしない天気が続く予想となっています。

次回、月が火星に接近するのは5月16日(日)です。
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