林原めぐみさん「このガムはなかなか味が無くなりません」エヴァ終わりに寄せてつづる

「恐らく多くの30代以降の人にとってはひとつの終わりとしての卒業式だとしても 10代にとっては、はじまりの入学式かもしれない」
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綾波レイのフィギュア=2015年撮影
時事通信社

『エヴァンゲリオン』シリーズで、綾波レイの声を務めてきた声優の林原めぐみさんが3月28日夜、自身のブログを更新した。投稿のタイトルは「ありがとうエヴァンゲリオン」だ。

同日にあった映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の舞台あいさつを受けての投稿となった。

林原さんはブログで、舞台挨拶に向かうロケバスではフェイスガードをつけるなどの新型コロナ対策がなされていたことや、「裏では思い出話も尽きなくて」などの当日の「裏話」を報告した。

そして、舞台あいさつ後の解散時のことをこう表現している。

そして…

お疲れ様
散り散りに去って行く

この間の愛おしさ

『またね』

は無いのね…。

それでも
いつか!いつの日か世の中落ち着いたら
せめて打ち上げしたいね
パリで!なんて笑いながら
別れました。

その上で、「エヴァメンバーで笑い会えた今日は宝物(色々しんどい番組だったからね 笑)」(原文ママ)とつづった。

 

作品のファンらを念頭に、ブログではこう続けている。

恐らく多くの
30代以降の人にとってはひとつの終わり
としての卒業式だとしても
10代にとっては、はじまりの入学式かも
しれない。

このガムは
なかなか味が無くなりません。
無くなったと思ったらまた違う味が
現れて来る。

卒業式は決して終わりじゃなくて
みなさんそれぞれのはじまり。
その向こうには何があるのでしょうね。

ブログの最後は、緒方恵美さん、宮村優子さんらと撮影した写真とともに、「アリガトウ」の言葉で締めくくった。