東京をはじめ、東日本や西日本の各地で桜が満開となっています。ソメイヨシノの見頃の期間はあまり長くはないので、いつ散ってしまうのか、心配になっている方もいるかもしれません。
じつは、桜の花の“ある部分”の色をみると、花びらが散りはじめるタイミングを知ることができるのです。
花散りサインは中心の「赤」
咲いている花の中心の色を見てみてください。
ソメイヨシノは開花後に花の中心部の色が徐々に変わっていきます。咲き始めた頃は中心がまだ白色(緑色)っぽいのですが、散り始める頃になると赤色に変わってきます。
つまり、花の中心が赤くなっていたら桜が散り始めるサインといえます。
風速4~5m/sあると桜吹雪が綺麗に見える
満開を迎えて数日以上経っている桜は、散り始めてもおかしくありません。散ってしまうのは少し寂しいものの、その姿は美しくもあります。
桜吹雪は風速4~5m/sのときが最も美しいといわれています。それよりも風が弱いと散る花びらの数も少なく、あまり風に舞うこともありません。また、風速が6m/s以上になってしまうと、強い風によって花びらが吹き飛ばされてしまいます。
ご近所に満開を迎えた桜を見つけたら、風の強さとともに桜の花の様子も気にしてみるとよさそうです。
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