3月24日に死去したと報じられた古賀稔彦さんは、出身地・佐賀県の聖火ランナーを務める予定だった。
古賀さんの死去を受けて、佐賀県はハフポスト日本版の取材に「53歳という若さでの死去は大変悔やまれる」とコメントした。
古賀稔彦さんは、佐賀県みやき町出身で、聖火ランナーとして地元を走る予定だった。
2020年にがんの手術を受け、療養を続けていたと報じられていたが、県は「辞退の連絡はなかった」と説明している。
古賀さんの死去を受けて、欠員となるみやき町を走るランナー1枠については、補欠選定されている候補者の中から選ばれるという。
古賀さんは、県内で柔道教室を開くなど、地元の柔道競技の向上に貢献してきた。2019年から「SAGAスポーツピラミッ ド(SSP)構想」アンバサダーに就任。
選手育成、助言役として「これからは佐賀への恩返しの意味もこめて佐賀のスポーツへの貢献をしていきたい」と語っていた。