東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを運営するオリエンタルランドは、「年間パスポート」の払い戻しの対応を終了すると3月16日、公式サイトで発表した。
一部の施設では2021年3月31日まで、オンラインでは2021年5月30日で終了する。
年間パスポートの今後は?運営会社に聞いた
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーでは現在、新型コロナウイルス感染対策のため、1日あたりの各パークの入園者数を5000人以下に制限して運営を行なっている。
有効期限内の年間パスポートを持つ人でもそれを利用することはできず、入園を希望する場合はチケットをオンラインで改めて購入する必要がある。
したがって、オリエンタルランドは対象となる「年間パスポート」を持つ人に対して2020年10月22日から払い戻しの対応を行なってきたが、その受付を5月末までに終了する。
払い戻しの対応に至った経緯については、2020年10月の時点で「パークの休園期間および再開後につきましても、年間パスポートをお買い上げいただきました来園者(購入者)の方々に本来の十分な価値を提供できなかったことや、このような状況がいつまで続くのか分からないため、払い戻しという決定をさせて頂きました」と説明していた。
年間パスポートの今後はどうなるのか。ハフポスト日本版は3月16日、オリエンタルランドの広報担当者に取材したところ「年間パスポートの今後についての対応はまだ決まっておりません。あくまでも払い戻しの対応のご案内です」と回答。
リピーターが多いパークのファンらが懸念している年間パスポートの廃止などについても「現時点で決まっていることはない」とした。