「この時を待ち望んでいた」。ロッテ・佐々木朗希投手、プロ初登板は三者凡退デビュー【全球動画】

中日ドラゴンズの4番・ビシエドを見逃し三振。その際のリアクションが佐々木のすごさを物語っている。

プロ野球・千葉ロッテの佐々木朗希投手が3月12日、ZOZOマリンスタジアムで行われる中日ドラゴンズとのオープン戦でプロ入り後初めて実戦登板した。

佐々木は1イニングを3者凡退でピシャリと締め、堂々のデビューを飾った。

Open Image Modal
千葉ロッテ・佐々木朗希投手
時事通信社

昨シーズンは登板機会がなかったため、今日のオープン戦がプロ入り初の実戦となった佐々木。登板したのは6回。

まず、先頭の2番・京田を149キロのストレートでファーストゴロに。続く3番・阿部にも150キロの直球でショートゴロで打ち取ると、4番ビシエドにも全球直球で真っ向勝負。最後は見逃し三振を奪ってみせた。

見逃し三振に倒れたビシエドは、しばらく打席に立ち尽くし、その後少し首を傾げ、笑顔を見せながらベンチに下がっていった。

この日はチケットは完売。球場に詰め掛けたファンからの熱視線を浴びながら、背番号「17」はマウンドで躍動。

登板直後、Twitterでは「佐々木朗希」が日本のトレンド入り。

ファンからは「この時を待ち望んでいたよ」「去年登板がなかったから実際どうなのかと思ったら凄すぎた」「期待しかない」「松坂大輔、ダルビッシュ有、田中将大、大谷翔平に続く日本球界の宝になってほしい」などと賞賛や期待を寄せる声が多く寄せられていた。

“挨拶がわり”の三者凡退で、野球ファンの期待をより一層膨らませた。