写真で比較する東日本大震災 あの時と今【3.11】

津波被害を受けた石巻市、10年後に同じ場所から撮影した。
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東日本大震災から10年ーー。

2011年3月11日、岩手県、宮城県、福島県を中心とした太平洋沿岸部を津波が襲い、1万5900人が犠牲となり、2525人が今も行方不明となっている。

ハフポストは震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市で、当時撮影された写真と、10年後に同じ場所から見えたものをカメラにおさめた。被災地はどのように変化したのだろうか。 

*この記事には東日本大震災による被害を記録した画像が含まれます。

石巻市・沿岸部

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2011年3月
Kimimasa Mayama / EPA=時事
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2021年2月
Jun Tsuboike / HuffPost Japan

津波によって壊滅的な被害を受けた石巻市沿岸部の市街地。2021年写真の右側奥に見える「石巻南浜津波復興祈念公園」は3月28日に開園する。

 

釜谷・大川小学校

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2011年3月
時事通信
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2021年2月
Jun Tsuboike / HuffPost Japan

津波で多くの児童らが亡くなった石巻市釜谷の旧大川小学校。避難が間に合わず児童74人と教職員10人が死亡・行方不明となった。跡地が震災遺構としての整備が進んでおり、2021年4月に開館する。

日和山・鹿島御児神社

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2011年4月
Yasuyoshi Chiba / AFP=時事
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2021年2月
Jun Tsuboike / HuffPost Japan

2011年4月に石巻市を視察した管直人首相(当時)。日和山は高台として震災時の避難所となり、山頂からは石巻市の中心部が一望できる。

 

北上川

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2011年3月
時事通信
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2021年2月
Jun Tsuboike / HuffPost Japan

当時、追波湾の河口から北上川をさかのぼった津波で堤防が決壊。鉄板を敷いた仮設道路が作られていた。

 

石巻市・中里バイパス

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2011年3月
Kimimasa Mayama / EPA=時事
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2021年2月
Jun Tsuboike / HuffPost Japan

津波によって冠水したバイパス。震災で発生した地盤沈下は、今でも浸水被害の原因となっている。

石巻市・仲町通り

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2011年3月
時事通信
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2021年2月
Jun Tsuboike / HuffPost Japan

津波の被害にあったこの通りでは、路上に家屋や電信柱が倒れ、流された漁船が打ち上げられていた。仲町通りには震災後、地元の食品などを取り扱う「いしのまき元気いちば」が開業された。

 

石巻市・内海橋

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2011年3月
Toru Yamanaka / AFP=時事
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2021年2月
Jun Tsuboike / HuffPost Japan

旧北上川に架かる内海橋。震災で被災した影響や老朽化によって旧橋が撤去され、2020年9月に新たな内海橋が開通した。

 

石ノ森萬画館

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2011年3月
時事通信
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2021年2月
Jun Tsuboike / HuffPost Japan

震災被害を受けた漫画ミュージアム「石ノ森萬画館」。

 

石巻市・寿町通り

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2011年3月
時事通信
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2021年2月
Jun Tsuboike / HuffPost Japan

かつて車などが押し流され、泥だらけになっていた商店街。

 

石巻市・石巻線

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2011年3月
時事通信
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2021年2月
Jun Tsuboike / HuffPost Japan

津波で流されたものが散乱していた線路。車両が押しつぶされるなどの被害を受けたJR石巻線は、震災から4年後の2015年、全線復旧した。