娘を「斬首」した父親、頭部を持って歩く。インドで深刻な「名誉殺人」

男は、17歳の娘の交際関係に怒って犯行に及んだとみられる。
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「国際女性デー」の日、街頭で声をあげる女性たち=2019年3月8日、インド・ニューデリー(本文とは直接の関係はありません)
ASSOCIATED PRESS

自分の娘を「斬首」した父親が、インド北部ウッタル プラデシュ州の警察に逮捕されたと、複数の海外メディアが報じている。

イギリスのBBCによると、頭部を持って歩いている男に気がついた地域住民が警察に知らせ、その後、逮捕されたという。

男は、17歳の娘を部屋に閉じ込めて鋭利なもので首を切ったとみられる。遺体を部屋に残したまま、頭部を持って警察署に向かって歩いていたところだったという。

男は調べに対し、「娘が交際相手とみられる若い男性といるのを見て、怒りが沸いた」 と説明していると、アメリカのCNNは報じている

 

「名誉殺人」と報じられている

今回の事件は「名誉殺人」として報じられている

名誉殺人とは、家族に“不名誉”がもたらされたと主張する家族や親戚による殺人で、被害者の多くは女性だ。