「まるでスターウォーズ」火星を調べるNASA探査車が話題に。その頃、“地球”は赤く染まった(イラスト)

火星に生命が存在した痕跡を探すための調査。その頃地球は、赤い祝福の光が灯された。
|
Open Image Modal
火星探査に使用されるNASAミニヘリコプター「インジェニュイティ」の再現イラスト
NASA/JPL-Caltech

アメリカ航空宇宙局(NASA)の火星探査車「パーサビアランス(忍耐)」が2月18日、火星への着陸に成功し、地表の画像や現地の再現イラストを公開している。 

どこまでも広がる地平線と、宇宙や未来を想起させるNASAの探査車やミニヘリの姿に「まるでスターウォーズ」などと話題になっている。

今回、火星に生命が存在した痕跡を探すための調査が実施される。

NASA火星探査車の公式Twitterが公開した火星の地表写真を見ると、茶褐色で凸凹のある表面、光に照らされているのか、明るく鮮明に写っている。

「どこまでも探索できそうほど広がる地平線。出発が待ち遠しい」と興奮気味に伝えている。

NASA火星探査機は、探索用ミニヘリコプター「インジェニュイティ」を伴って火星に到着。Twitterで「計画通りの動作をしている」と報告している。

投稿された再現イラストのGIF画像では、火星の地表に4本の「足」で自立するミニヘリが写っている。

2つのプロペラを備え、トップにはソーラーパネルと思われるものが取り付けられている。

ミニヘリを見守るように、4輪でカメラを備えた火星探査車が、ゆっくりとその場から移動する様子が捉えられている。

ツイートで「今は私たちがヘリコプターを充電をしているが、地表に降ろしたら、機体に設置されたソーラーパネルに頼るしかない。ヘリが火星の凍てつく夜を耐え凌いだら、飛行を試みる」と次の計画を明かしている。

NASAによると、火星の夜はおよそマイナス90℃にもなるという。

その頃、地球では

その頃地球では、火星への着陸成功を受けて、赤い祝福の光が灯された。

ロサンゼルスやサンフランシスコの市庁舎は、火星に因んで、真っ赤なライトアップが施された。アメリカのバイデン大統領もTwitterで祝福メッセージを送っていた