冬型の気圧配置が強まっている今日16日(火)は北日本で猛吹雪となっている一方、関東から西の太平洋側は朝から青空が広がっています。
昨日の雨で空気中のチリなどが洗い流された上に、冷たく乾いた空気が流れ込んで視界が非常に良く、東京都内など広い範囲から富士山がクッキリと見えています。
東京の9時の視程は30kmとかなり良好。昨日の9時が5kmしかありませんでしたので大きな違いです。
シッカリと雪化粧し白さ増す
昨日のまとまった降水で、シッカリと雪化粧をしました。昨日一日の降水量は富士山に比較的近い、静岡県御殿場市で40.0mm、富士市では43.5mmです。
暖かな空気が流れ込んだ影響もあり、富士山の雪の被っている範囲は大きな変化がないものの、雪の白さは確実に増しています。
これから数日は冬型の気圧配置で気温が低く、積もった雪がすぐに溶けることはなさそうです。風の強い状況が続くため、積もった雪が舞い上がる雪煙の様子を見られる機会が多いかもしれません。
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