大坂なおみさん、パートナーのラッパーとの2ショットが素敵すぎる。米雑誌GQの表紙に登場

Black Lives Matterなど、人種差別への抗議もつづけるパワフルなカップル。
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テニス選手の大坂なおみさんが、パートナーでラッパーのコーデー(Cordae)さんとともに、2ショットで米ファッション誌『GQ』の表紙に登場した。同誌は、「今のカルチャーシーンにおいて最もダイナミックで遠慮のない若いカップル」伝えている

2ショット写真は、GQのInstagramで公開された。大坂なおみさんコーデーさんも、それぞれのSNSで写真を投稿した。

大坂さんは、2人の仲睦まじいアナザーショットも公開。

目を引くカラフルなファッションに身を包み、ソファやダイニングでリラックスする写真などもあった。

 2ショットには、「素敵なカップル」「かわいすぎる」など多くのコメントが寄せられている。

 

ラッパーのコーデーとは?

コーデーさんは、米ヒップホップ界で注目される若手ラッパーの一人だ。

大坂さんと同じ1997年生まれの23歳で、2018年5月に発表したエミネムのヒットソング「My Name Is」のリミックスなどで一躍注目を集めた。

2018年から2020年までヒップホップクルーのYBNに加入し、その間は「YBNコーデー」と名乗っていたが、解散に伴いアーティスト名を「Cordae(コーデー)」に変更した。

 

人種差別への抗議も

GQのインタビューによると、大坂さんとコーデーさんは2019年ごろから交際を始めた。

テニス界、ヒップホップ界でそれぞれ活躍する2人だが、ともに警官による黒人への暴行・差別に抗議する「Black Lives Matter」運動にも参加している。

大坂さんは2020年の全米オープンで、Black Lives Matterへの連帯を示すため、黒人の犠牲者の名前がデザインされたマスクを着用した

コーデーさんは、同年3月にケンタッキー州ルイビルでブレオナ・テイラーさんが警察官に射殺された事件に抗議するため、7月にデモに参加。「正当な武器の行使だった」と述べたケンタッキー州の司法長官の自宅の敷地内で抗議したが、退去の求めに応じなかったとして、コーデーを含む抗議者80人以上が逮捕された

米メディアの報道などによると、デモは平和的に行われており、逮捕後は「#FreeYBNCordae」と解放を求めるハッシュタグがTwitterに広がった。

大坂さんはGQのインタビューで、人種差別に声を上げたことについても触れている。「テニスは白人がマジョリティーのスポーツで、誰もがそれを知っています」と話し、「テニスといえば、ウィンブルドンで白い服を着て、木製のラケットを持つようなイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。いつかその見方が変わることを願っています」と思いを語っている。