これぞ『ドリーム宝くじ』。夢に出てきた番号を20年選び続ける⇒62億円に当選

まさに夢のような話だ。
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LOTTO MAXのイメージ写真
NurPhoto via Getty Images

「ドリーム宝くじ」という名前が、これほど当てはまるケースもないだろう。

カナダ・トロントの女性が約62億円の宝くじに当選した経緯が、まさに夢のような話だった。なぜかというと、選び当てた当選番号が、夫が20年前に見た夢に出てきた数字だったからだ。

宝くじを運営する「オンタリオ・ロッタリー・アンド・ゲーミング(OLG)」がことの顛末を発表している

女性が当選したのは「LOTTO MAX」くじ。1〜50の番号から7つを選ぶ形式で、毎週火曜と金曜に当選番号が発表される。1000万〜7000万ドル(約10億〜72億円相当)という高額賞金が売りだ。

女性は当選番号を選び当てた経緯について「夫が20年前に見た夢の中にくじの番号が現れたんです」と説明している。

定期的に宝くじを購入していた女性は、20年もの間、過去に夫の夢に出てきた番号を選び続けてきたという。2020年12月1日、いつも通りの番号で購入した宝くじの当選発表で、長年待ち焦がれた結果が訪れたというわけだ。

女性は、新型コロナの影響で2020年春に解雇されており「このお金は生活を楽にするのにとても役立つ」と話している。

可能であれば、「ラオスからカナダに移り住んで以来、旅行という旅行をしたことがないので、ヨーロッパやテキサス、ハワイなどに行きたい」と夢見ている。

「LOTTO MAX」のオンタリオ州での購入者の当選額は、2009年以降で計58億ドル(約6010億円)に上る。