令和3年度の大学入学共通テストが始まった。
これまで31年続いた「大学入試センター試験」に代わり、2021年に初めて実施される。朝日新聞デジタルなどによると、受験生は全国で約53万5000人だ。
ネットでは、コロナ禍で試験を受けることになった受験生を応援する声が相次いでいる。
そんな中、注目が集まっているのは、初日1月16日は「最強の吉日」だということだ。
東京都大田区にある新田神社の公式Twitterは、1月16日は「最強の吉日といわれる一粒万倍日と天の恩恵を受けるといわれる天赦日が重なる大変縁起がよい日」だと紹介。 「大学入学共通テストを受ける皆様が力を出しきれるよう、心から祈念致します」と受験生にエールを送った。
「一粒万倍日」「天赦日」とは?
「一粒万倍日」(いちりゅうまんばいび)は、何事を始めるにも良い日とされる。
高島暦をあつかう東京神宮館によると、「一粒万倍」とは稲のことで、一粒のモミも蒔けば、万倍のモミを持った稲穂になるという意味を持つ。種まき、貸付け、仕入れ、投資などを行えば利益が多いとされる。一方、人から物を借りたり借金したりすることは凶だ。
また、天赦日(てんしゃにち、てんしゃび)とは、陰暦の1年中で最上の大吉日とされている。特に婚姻には最大吉日で、開店や新規事業の開発、発明、研究結果の発表には最良の日と言われている。