Twitter社が1月6日、ドナルド・トランプ氏のTwitter(@realDonaldTrump)を凍結することを発表した。
これは、同日アメリカの首都ワシントンD.C.で、バイデン次期大統領の勝利に抗議するトランプ氏の支持者らが議事堂に侵入して暴動を起こしたことを受けての措置。
Twitter社は、「市民活動の阻害に関するポリシーへの重大な違反を繰り返した」として、トランプ氏にツイートの削除を求めている。
トランプ氏が削除に応じた場合はTwitterアカウントは12時間凍結され、削除しない場合はアカウントの凍結は解除しないという。
さらに、今後もトランプ氏の違反が続いた場合は、「アカウントを永久に停止することになる」とし、「状況を評価し続ける」と説明した。
10時時点でトランプ氏のTwitterを見ると、3つの投稿に対し「このツイートはTwitterルールに違反したため表示できません。」と表示されている。
CNBCによると、トランプ氏がアメリカ大統領選挙の結果について虚偽の主張を続けているツイートを投稿したあとに、 Twitter社がアカウントの凍結を発表。
表示されていないツイートの中には、ワシントンD.C.の暴動に言及するビデオも含まれていた。
CNNによると、トランプ氏は当該ビデオの中で、国会議事堂の暴徒に「家に帰る」ように促したが、同情的な口調であり、「選挙は詐欺である」という主張も繰り返していた。