『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の興行収入が、311億円を突破したことが12月21日に発表された。興収ランキング歴代1位となる『千と千尋の神隠し』の316億円の目前まで迫っており、年内にも記録を更新するとみられる。
『千と千尋』が記録を“上積み” 注目が集まっている
2020年10月16日に公開され、驚異的なヒットを記録している『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。
公開からわずか3日間で興行収入約4億6千万円を突破し、1週目の週末の興行収入ランキングで歴代1位を記録するなど、驚異的な成績を収めていた。
公開59日間には、観客動員2253万9385人、興行収入302億8930万7700円を突破し、300億円ごえを記録。
年内にも2001年公開の映画『千と千尋の神隠し』の記録超えが予想されていたが、12月15日、東宝が同作の興収を“上積み”したことを発表。緊急事態宣言明けに映画館を盛り上げるために企画された夏のリバイバル上映で興収8億8000万円を挙げ、従来の308億円から316億8000万円に記録が更新された。
▼歴代興収ランキング(興行通信社の調べから作成)
1位『千と千尋の神隠し』(2001年・316億円)
2位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(2020年・311億)
3位『タイタニック』(1997年・262億円)
4位『アナと雪の女王』(2014年・255億円)
5位『君の名は。』(2016年・250億円)
6位『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001年・203億円)
7位『ハウルの動く城』(2004年・196億円)
8位『もののけ姫』(1997年・193億円)
9位『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003年・173億円)
10位『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(2002年・173億円)