スポーツ振興くじ(「サッカーくじ」)を運営する日本スポーツ振興センターは12月6日、第1210回「MEGA BIG(メガビッグ)」で1等12億円が1本出たと発表した。日本のくじ史上最高額という。
メガビッグとは?
「MEGA BIG(メガビッグ)」は、2020年2月から販売が始まったスポーツくじの種類。
スポーツくじは、購入者がサッカーの試合結果を予想する「toto(トト)」と、コンピューターが無作為に予想する「BIG(ビッグ)」の2つに大きく分けられるが、メガビッグは後者の予想いらずで購入できるくじだ。
J1などサッカーの計12試合を対象に、90分間の両チームの合計ゴール数を「1点以下」、「2点」、「3点」、「4点以上」からコンピューターがランダムに選択する。
購入額は1口300円。
1等は最高7億2円だが、配当金が繰り越される「キャリーオーバー(繰越金)」が発生した場合の当選額は12億円。
理論上の1等当選確率は「1677万7216分の1」という。
初の1等「12億円」当選でる
12月6日に結果が発表された第1210回のメガビッグで、販売開始から初めて1等12億円が1本出た。日本スポーツ振興センターによると、公営競技を除き、国内で販売されたくじで史上最高額という。
スポーツくじの販売で得られた資金は、地方公共団体やスポーツ団体の振興事業にも充てられる。
日本スポーツ振興センターは、「今後も多くのお客様にくじを楽しんでいただけるよう、商品や販売方法等の工夫により売り上げ向上を目指し、その収益による効率的・効果的な助成を実施することで、日本のスポーツ振興に貢献してまいります」とコメントした。