K-POPグループGOT7(ガットセブン)が11月30日、4thフルアルバム「Breath of Love: Last Piece」を発売した。しかし、ファンたちは所属事務所であるJYPエンターテインメントの仕事に対して「誠意がない」と猛抗議をしている。
GOT7のファン「アガセ」たちは、発売当日、午前からSNSを中心に「#イ本部解体_本部長辞任せよ」などのハッシュタグと一緒に、ツイッターを通じた抗議運動を展開した。「イ本部」とは、GOT7を統括するJYPエンターテインメント2本部を指す。
K-POPのアイドルグループは、アルバムなどの新譜が発売される「カムバック」の時期に、CMやメディア、ネット動画などでメンバーたちのパフォーマンスが露出し、発売を盛大に盛り上げるのが特徴だ。
特にアルバム発売直前に公開されるタイトル曲のミュージックビデオのティザー映像が重要だが、GOT7のカムバックでは一切公開されなかった。また、ショーケース(新曲発表会)も行われなかった。
これは、TWICEやStray KidsのようなJYPの他のアーティストのカムバック時と比較すると、とても消極的な広報プロモーションで、海外でも人気の高いGOT7の存在感に見合わない待遇だった。
怒ったファンたちは、「2本部がまた?」「2本部、ちゃんと仕事してない」「アルバムなのにこんな待遇、本気ですか?」などと批判するコメントを残し、これらの抗議によりハッシュタグは一時Twitterのトレンド1位までにあがった。
韓国国内だけでなく、韓国語をマスターしている海外のファンも批判に加わったからだ。しかしそのことがファンたちのさらなる怒りも呼んだ。
11月28日、あるファンが「海外鳥(海外のGOT7ファン)たちは、韓国語がなぜそんなにうまいの?」という質問に「JYPが英語字幕を入れないから韓国語を習うしかない」と返事を返し、注目を浴びた。
この回答をきっかけに、海外のファンからの賛同が相次ぎ、GOT7の待遇の悪さが改めて浮き彫りとなった。
この記事は、ハフポスト韓国版を翻訳・編集しました。