ローマ・カトリック教会、フランシスコ教皇の「いいね」が騒動に発展している。
公式Instagramアカウントからブラジル人モデルの女性の投稿に「いいね」が押され、ローマ教皇庁がInstagramを巻き込んで調査に当たっている。
カトリックニュースエージェンシー(CNA)などが、事の顛末を報じている。
11月13日、露出の多い格好をしたブラジル人モデルの女性の写真に「いいね」していた様子が確認されたという。正確な時間は分かっていない。
CNAが翌14日に教皇庁に問い合わせた後に、「いいね」が削除。教皇庁がこの件についてコメントを拒んだと、CNAは伝えている。
CNAは、教皇庁の関係者の話として、教皇のアカウントは職員によるチームが運用しており、なぜ「いいね」がついたのか内部調査が実施されていると報じている。
教皇のアカウントは、約750万のフォロワーがいるが、フォローをしているアカウントはない。
ブラジル人モデルの女性も、教皇のアカウントをフォローしていない。
教皇から「いいね」をもらった女性は、「私は天国に行くでしょうね」とTwitterに投稿している。
バチカンの広報担当者は、ガーディアンの取材に「『いいね』が教皇庁側から起きたという可能性を除外できる。Instagram側に説明を求めている」と話している。
またInstagramを運営するFacebook社は、「この件については現在、教皇庁と緊密に連絡を取りながら調査している」とCNNの取材に説明している。