アメリカ大統領選の激戦州のひとつとされていたペンシルべニア州で、バイデン氏の勝利が確実となった。
ペンシルベニア州の選挙人は20人で、この選挙の鍵とされる地域「ラストベルト」(さびついた工業地帯)最大の票田。
伝統的に民主党寄りとされ、1992年以降は民主党候補が勝利してきたが、2016年はトランプ氏がクリントン氏にわずか0.7%差で競り勝った。
今回も、激戦州として投票の行方に注目が集まっていた。
トランプ氏にとっては、再選を目指す上で「必勝」の地だった。
トランプ氏は開票中にホワイトハウスで開いた演説で、「ペンシルベニア州で勝利している。追いつくのは不可能だ」と一方的に語っていたが、各メディアに否定されていた。
ペンシルベニアは、バイデン氏の生まれた州でもある。