国勢調査の回答期限は10月7日。きょうだ。
調査は日本国内の人口や世帯の実態を明らかにするためのもので、5年ごとに実施。都市計画や子育てビジョン、防災計画や生活環境の改善など、身近なところでも使われる。調査の対象は日本に住む全世帯だ。
質問は全16問で、2020年10月1日現在の情報を答える。ひとり暮らしの場合、所要時間は10分ほどという。
インターネットでの回答には、各世帯に届いている調査書類に入っている『インターネット回答利用ガイド』に記載されている「ログインID」と「アクセスキー」が必要だ。
郵送での回答も可能で、提出用の封筒に入れれば切手は不要だ。
調査書類が届いていない人は、住んでいる市区町村または国勢調査コールセンター(0570-07-2020)に連絡する必要がある。
国勢調査の公式サイトによると、10月5日現在の回答状況はインターネット回答が33.2%、郵送回答が15.5%(いずれも2015年の国勢調査世帯数で算出した数字)で、合わせるとおよそ半数だ。総務省の担当者は「想定より低い回答率」とし、回答期限当日の伸びに期待する。
期限を過ぎても回答しなかった場合、督促状が届くほか、調査員による聞き取りも行われる。